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インビザラインの費用はどれくらい?|正しい値段を知りましょう

最終更新日:
2020年7月9日

日本矯正歯科学会認定医 歯学博士
増田 丈浩


インビザラインの矯正の費用はどれくらいなの?

矯正治療は様々な装置があります。

様々な装置の中で、マウスピース矯正のインビザラインの費用についてお伝えします。

「インビザラインは高いって聞いた」

「インビザラインで部分矯正したいけど値段ってどれくらい?」

など、色々な疑問や悩みがあると思います。

費用について順番にご説明していきます。

1.インビザラインの費用



インビザラインもそうですが矯正治療自体、自費治療のため、「この値段!」ということは言えません。

何故なら自費治療は保険治療と違って、医院ごとに設定できるからです。

ですが、相場というものはあります。

インビザラインの相場としては80万〜110万ほどでしょうか。

よくあるのが、破格の値段でインビザラインをしている歯科医院があります。

もちろん、全部がそうとは言いませんが、安いには理由があります。

私の矯正専門の知り合いで、うまい先生はたくさんいらっしゃいますが、安い値段で治療をしている先生は誰一人いません。

皆、自分の技術にプライドを持っているので、安い値段ではしていません。

費用が高くても、しっかり治せば患者さんが紹介してくれたり、口コミがおき、患者さんの数は増えていくものです。

逆に、安い歯科医院は紹介や口コミがないため、値段を安くしないと患者さんが来ないという考え方もできます。

自分の人生にも影響するので、よく考えて選択することをお勧めします。


《関連情報》良い矯正歯科の選び方|歯科医師が見る8つのポイント

2.インビザラインで部分矯正する時の値段は?



部分矯正を考えている人で,インビザラインでしたいという人もいるでしょう。

インビザラインの中に部分矯正のプランもあるため可能です。

費用としては30万〜50万円が相場と思われます。

インビザラインで部分矯正をする場合は、マウスピースの枚数が決まっています。

また、追加アライナーという印象の回数も決まっているため、適応症は少ないです。

安易に部分矯正を選択するのは危険なため、先生としっかり相談しましょう。


《関連情報》部分矯正と全体矯正の違い

 

3.インビザラインでかかる矯正処置料、調整料とは?



矯正歯科ごとに呼び方は違ってきますが、矯正処置料、矯正調整料というのをご存知でしょうか?

お金がいくらかかるかを知る上で非常に大事になってきます。

矯正治療は、基本的には月に1回来院するのです。

その時に矯正装置の調整をしてもらいますが、その際に発生するお金になります。

矯正処置料も自費になりますので、矯正歯科ごとに変わります。

矯正処置料の目安ですが

インビザラインの場合、3000円〜5000円くらいが相場です。

また、矯正治療が終わったらおしまいではありません。

保定といって、後戻りを防ぐ装置が口腔内に入ります。

この保定装置の確認にも、矯正処置料がかかります。

保定時の矯正処置料は2000円〜5000円の間が多いでしょう。

4.インビザラインでかかるその他の費用



インビザラインでは、最初にお支払いする費用と矯正処置料以外にも、かかる費用はあります。

そこまで大きくない費用になりますが、大事ですので、お伝えします。


まずは、上図にある項目の費用の目安をお伝えします。

初回カウンセリングの費用 無料〜10000円

精密検査、診断の費用合わせて 10000円〜50000円

保定装置(1装置) 20000円〜30000円 

また、治療上、抜歯する場合も自費治療となってきます。

これは混合診療と言って保険治療と自費治療を一緒にすることができないためです。

抜歯の費用 5000円〜10000円

矯正治療の抜歯は、小臼歯や親知らずを抜くことが多いです。

場合によっては、保険が適応になる場合もあるかもしれませんが、自費と考えておいた方が良いでしょう。


《関連情報》矯正治療の抜歯について|疑問をまとめました

 

5.治療期間が長くなると費用が高くなる?



インビザラインの期間が長くなると矯正の費用は高くなると思いますか?

実はかかる費用は高くなってしまいます。。

理由としては、先ほどお伝えした、矯正処置料がかかってくるからになります。

矯正治療合計金額の考え方として

矯正治療の合計金額=装置代+矯正処置料+その他の費用

となります。

矯正処置料は毎月かかってきますので、インビザラインの治療期間が長くなれば高くなります。


《関連情報》矯正治療の期間はどれくらい?子供と大人で期間は違うの?


例を見てみましょう。

インビザラインの治療が2年間だとします。

その際に、毎月支払う矯正処置料が5000円としましょう。

そうすると

5000円×12ヶ月×2年=12万円

となるのはお分かりでしょうか。

もし、難易度が高く、矯正期間が3年の場合は

5000円×12ヶ月×3年=18万円

になります。

金額としてはバカにならないくらい高額ですよね

そのため、矯正治療の金額は、最初に支払う金額だけではなく、この矯正処置料もしっかり考える必要があります。

矯正歯科は、この矯正処置料で経営も考えているので、しっかり費用を取ってきます。

もし、この矯正処置料の支払いが嫌な場合は、当院もそうなのですが、インビザラインの費用に矯正処置料が含まれている医院を探すと良いでしょう。

矯正処置料が含まれていると、治療期間が長くなっても費用は変わらず、またローンを組む場合も月々に支払う費用がわかりやすいです。

 

6.インビザラインは保険適応?



「インビザラインは保険適応になりますか」と質問されることがあります。

矯正治療は先ほどお伝えした通り、通常は自費治療になります。

ですが、症候群を伴っていたり、顎変形症といって、著しい受け口や、出っ歯の場合は保険適応になる場合もあります。

ただしこの顎変形症は外科手術を伴う矯正治療になります。

症候群や顎変形症についての詳しい内容は下記をご参考ください。


《関連情報》矯正治療は保険適用になるの?

 

しかし、保険適応になってもインビザラインで治療することは、今のところ認められていません。

保険適応の矯正治療はワイヤー矯正のみになっていますので注意してください。

7.インビザラインの医療費控除



「インビザラインで医療費控除ができますか?」とご質問が良くあります。

結論から言うとできます。

しないと損になりますので、必ずしたほうがいいです。

収入によって還付される金額は変わってきますが、戻ってきますので病院でもらった領収書などは、必ず捨てずにとっておきましょう。

医療費控除の申告を忘れてしまっても遡ってできますのでご安心ください。


《関連情報》矯正治療は医療費控除をしないと損します!

まとめ

インビザラインは大変有用な治療となります。

ですが、矯正の費用はわかりにくい場合もあります。

だいたい、インビザラインは80万〜110万円くらいなります。

また、矯正処置料というものも毎月かかってきます。

そのため、矯正処置料も含めてしっかり考える必要があるでしょう。

矯正処置料の目安は5000円〜10000円になります。

矯正にかかる合計の費用は

矯正治療の合計金額=装置代+矯正処置料+その他の費用

となるため、矯正処置料も忘れずに考えましょう。


最後までご覧頂きありがとうございました。


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なんでもご相談ください。


日本矯正歯科学会認定医 歯学博士


増田 丈浩