矯正専門医ブログ

40代からの矯正治療も遅くない!知っておくべき7つのポイント

:2026年1月5日 :2025年12月25日

                    

40代の矯正サムネ

1.40代からの矯正治療も遅くない!知っておくべき7つのポイント

「昔から歯並びが気になっていたけれど、今から矯正治療をするのは遅い…?」

40代の方からこのようなご相談をいただく機会が近年増えています。

お仕事や家事・育児が落ち着く時期でもあり、「自分のための健康投資」として矯正を前向きに検討される方が多い一方、

「治療が長引くのでは?」

「痛みは若い人より強い?」

「仕事に支障はない?」

といった不安を抱え、最初の一歩を踏み出せずにいる方も少なくありません。

 

本記事では、40代からの矯正治療を検討されている方に向けて、治療の特徴・注意点・費用・期間・よくある質問・トラブル対処法まで、わかりやすくまとめました。

 

 

2.40代の矯正治療は「遅い」?

悩む女性

40代から矯正治療を始めても、遅くありません!

成人矯正は近年増加しており、日本矯正歯科学会でも「年齢制限はない」と発信されています。

骨の成熟や歯周病リスクなど、若年層と比較して気をつけるポイントはあるものの、40代でも十分に矯正治療は可能です。

 

成人矯正が増えている理由

・目立ちにくい装置(マウスピース矯正・白いブラケット)が普及

・仕事のオンライン化など、ライフスタイルの変化

・自分自身の健康への意識の高まり

・将来の口腔リスク(歯周病・咬合の乱れ)回避のため

 

当院にも「子どもの矯正が終わったので、自分も治したくなった」という保護者の方が多く来院されます。

3.大人の矯正で知っておくべき7つのポイント

1. 歯周病の状態によっては治療計画が変わる

歯周病

成人になると歯周病に罹患している人の割合が高くなり、40代では約半数が何らかの歯周疾患を持つとされます。
矯正中に歯ぐきの炎症が強くなると、歯の動きに影響するため、事前の歯周治療・メンテナンスが必須です。

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2. 歯の動くスピードは「ややゆっくり」

年齢とともに骨代謝が緩やかになるため、治療期間は10代よりもやや長くなる傾向があります。

とはいえ、通常は1.5〜3年程度と大きく変わりません。


3. 事前治療(虫歯・歯周病治療)が必要なことがある

40代の方は、過去の治療痕(被せ物・詰め物)が多い、神経を抜いた歯があるというケースも少なくありません。

矯正を安全に行うため、必要に応じて一般歯科での治療を並行します。

 

4. 痛みは?仕事への影響は?

多くの方が「痛みが心配」とおっしゃいますが、痛みは数日で落ち着きます。

また、マウスピース矯正であれば見た目や発音への影響も少なく、仕事や接客への負担は軽減できます。


5. 矯正装置の種類が選びやすい

40代の方には、目立ちにくいマウスピースや裏側矯正ような装置が人気です。

ご自身の生活スタイルに合わせて選択できます。


6. 長期的な口腔の健康維持に役立つ

40代以降は歯ぐきが下がりやすくなり、噛み合わせの乱れは将来の歯周病リスクを高めます。

矯正は単に見た目の改善だけでなく、歯の寿命を守る治療 でもあります。


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7. 保定(後戻り防止)がとても重要

大人の歯列は生活習慣の影響も受けやすく、治療後の保定が非常に大切です。

リテーナーを適切に使うことで、矯正後の歯並びが保たれます。

 

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4.治療期間・費用・痛みについて

矯正装置

治療期間

・矯正治療:1.5〜3年

・保定期間:2年

※個人差があります。

 

費用

装置の種類により異なりますが、当院ではこのような価格となっております。

・マウスピース:660,000円~1,155,000円

・ワイヤー矯正:1,045,000円

・舌側矯正:1,650,000円

※保険適用外になります。価格は全て税込みです。


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痛み

・装置装着後〜数日間

・食事時の違和感

・マウスピース交換直後の軽い圧迫感

などがあります。

痛みは個人差がありますが、市販の鎮痛薬で対応できる程度が一般的です。

 

5. 40代に多いトラブルと対応法


■歯ぐきが下がりやすい
→適切な力でゆっくり動かすことでリスク低減
→必要に応じて歯周専門医と連携

■被せ物が外れやすい
→矯正前に補強しておく
→装置調整時にこまめにチェック

■むし歯・歯周病の進行
→定期的なクリーニングとブラッシング指導
→装置周りの清掃を丁寧に

 

6.よくある質問


Q1. 40代で矯正しても本当に歯は動きますか?
A.はい。適切な診断と計画があれば問題なく動きます。

Q2. 歯周病があっても矯正できますか?
A.軽度〜中等度なら、治療後に矯正が可能です。重度の場合は慎重な判断が必要です。

Q3. 仕事中に矯正装置は目立ちますか?
A.マウスピース矯正・白いワイヤーなど、目立ちにくい選択肢が多数あります。

Q4. 痛みが不安です。
A.多くの方が「想像より痛くなかった」とおっしゃいます。数日で落ち着きます。

Q5. 期間は若い人より長いですか?
A.やや長くなることがありますが、大差はありません。

Q6. 部分矯正はできますか?
A.症例によって可能です。

Q7. 抜歯は必要ですか?
A.スペースの状況によります。事前に精密検査で判断します。

Q8. メンテナンスはどれくらいの頻度?
A.1〜2ヶ月に1回が目安です。

Q9. 後戻りが心配です。
A.リテーナーをきちんと使うことで防げます。




7.まとめ

 

40代からの矯正治療は、決して遅くありません。

むしろ「今後の人生の長い時間を、より健康で快適に過ごすための最適な選択」といえます。

歯周病の管理、適切な治療計画、日常のケアの3点を押さえれば、40代でも十分に美しい歯並びと健康的な噛み合わせが手に入ります。

 

当院では、年齢や生活スタイルに合わせた矯正治療を提案しております。

名古屋で「自分の場合はどうだろう?」という疑問をお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。


最後までご覧頂きありがとうございました。

名古屋で矯正治療のお悩みがあれば無料矯正相談も受け付けています。