矯正専門医ブログ

矯正歯科でデンタルローン受ける際の悩み9選!

:2020年8月14日 :2020年2月15日

日本矯正歯科学会認定医 歯学博士
増田 丈浩


矯正治療でローンが組めるって本当?
矯正歯科治療は自費治療になり、費用としては高額になります。

「矯正したいけど高くて払えない」

「審査通るかな」

など皆さん色々な悩みがあります。

一般的に歯科医院で使用される、デンタルローンというものについて順にお話ししていきます。


1.デンタルローンって何?



デンタルローンて聞いたことありますか?

簡単にいうと歯科医院がローン会社と提携しており、歯科医院でローンが組めるものになります。

そのため審査が通ればかかる費用に対して立て替えしてもらえ、あとは月々の費用をお支払いする流れになります。

そのためデンタルローンを使用することによって、費用を一括で支払う必要がなくなります。

ただし矯正歯科医院によって、矯正費用の支払いが様々なので、どのような形で支払うのかも確認しましょう。


《関連情報》矯正歯科治療は3種類のお金の支払い方法があるのをご存知ですか?

2.矯正歯科がデンタルローンを導入しているか?



まず行こうとしている矯正歯科が、デンタルローン を導入しているか確認しましょう。

これはホームページや電話して確認すればすぐできます。

ただし矯正歯科も色々あるので、良いところを選んでいきましょう。


《関連情報》良い矯正歯科の選び方|歯科医師が見る8つのポイント


デンタルローン が導入されていないと、そもそもできませんので注意しましょう。

もし導入していない場合は、自分でローン会社を探し依頼する形になりますので、少し手間は増えます。


ただし様々な会社が選べるので、1つの会社で審査に落ちても他の業者では審査が通る可能性もあります。


3.デンタルローンは審査なし?



デンタルローンは残念ながら審査はあります。

その際、『20歳以上で安定した収入がある』が、1つの目安になります。

また過去にお金のトラブルがあるかどうかも、大事なポイントになります。

ローン審査に通らない悪条件


クレジットカードの滞納がある
支払い期日に通帳に残高がなく、支払えない状態だと、信用情報機関に支払えなかった記録が残ります。

家賃の滞納
賃貸住宅で入居の際に、保証協会をつけて入居している場合は、こちらも滞納すると記録が残ります。

携帯料金の滞納
携帯料金を口座振替している人がほとんどだと思いますが、支払日に通帳にお金がないと、金融事故として扱われる場合があります。

複数社からの同時借入
カードローンやカーローン、住宅ローンなどローン契約が多いと、支払いに影響が出ると判断され、審査に落ちる要因になります。

また審査に通らない場合、矯正歯科治療の料金自体を安くするというのも、一つの方法になります。


《関連情報》矯正歯科治療の費用を安くする方法を知ってますか?

 

4.学生でもローン組めるの?


学生で未成年の場合

学生で未成年の場合、自分名義でローンを組むことはできません。

そのため、デンタルローンを契約するには、親の名義でローンを組むか、親の承諾書が必要になります。

未成年の場合は、デンタルローンに限らず、どんなローン会社も本人契約することはできません。 

学生で20歳以上の場合

アルバイトをしていれば『安定しており程度収入がある』と見てもらえる場合もありますが、基本的に審査落ちになるケースが多いです。

そのため、学生がデンタルローンを組むのであれば、親名義で契約してもらうのが現実的です。

5.主婦でもローン組めるの?



専業主婦のほとんどは、配偶者が得た収入の中から自分自身に金額をある程度、決めて割り振っていると思います。

そのため、主婦の方はパートや副業などしていなければ、安定的に収入があるとはみなされません。

ではどうすれば良いでしょうか?

ローンを組む場合に連帯保証人をたて、また配偶者の収入証明書を提示することになります。

それをすることによって審査対象になります。

もし審査に落ちてしまったら、カードローンを申し込むのも一つの方法ですが、金利は高くなりますのでご注意ください。

6.デンタルローンの繰上返済



こちらは会社によって変わってきます。

一部繰上返済が可能であったり、残高一括返済なら、可能など会社によって変わってきます。

そのため繰上返済を希望の場合、会社や矯正歯科医院に確認するようにしましょう。

また繰上返済が可能でも、手数料が発生する場合もあるので、注意してください。

7.デンタルローンで頭金は必要?



デンタルローンで頭金はいるのでしょうか?

結論から言うと頭金は入りません。

また逆に頭金を入れて、月々の返済額を減らすことも可能です。

自分の手持ちのお金と月々の支払える金額を考えながら、頭金を選択すると良いでしょう。

7.ローンでも医療費控除は可能?



デンタルローンを使用した場合でも、医療費控除を受けることは可能です。

その際、その年にかかった医療費になります。

矯正歯科医院で発行される領収書か、ローン会社の契約書のコピーは必ず必要になりますので、保管しておきましょう。

その年にかかった医療費ー10万円=医療費控除額

所得税や住民税で還付されますが、還付される金額は所得によって変わってきます。

還付金額=医療費控除額×所得税率

になります。

他の医療費も合算できるので、領収書は取っておきましょう。

《関連情報》歯列矯正は医療費控除をしないと損します!

8.ローンを組むメリット



ローンを組むメリットはなんでしょうか?

最大のメリットは、治療を受けることができることにあると思います。

やはり、もし矯正歯科治療をするのであれば、遅いより早い方が絶対に良いです。

費用面で、できないのであれば一つの方法として、デンタルローンを使用することは良いと思います。

また月々支払える金額は皆さん違います。

まずは支払っても大丈夫な毎月の費用を考えましょう。

その金額になるようにローンの期間を調整することも大事です。

9.ローンを組むデメリット



それではデメリットはなんでしょうか?

まず1つ目はローンを組むと、支払う合計金額が高くなることです。

ローン会社によって金利は違いますが、全体の費用が安くなることは絶対にありません。

ただしクレジットカードのリボ払いよりは、低い金利になります。

また手続きが面倒であったり、もし追加融資を受ける際は、矯正でローンを組んでいると審査に通らない可能性があります。


まとめ

デンタルローンは費用で困っている人に対して、メリットが大きい方法です。

矯正治療は年数も長いため、いつかするのであれば早いに越したことはありません。

ただしローンを組むということは、合計金額は高くなりますのでメリットが大きい時のみ、使用すると良いでしょう。

そのため生活を圧迫するような金額を支払うのは、危険が伴います。

無理のない範囲でローンを組むのが成功の秘訣です。

ローン計算する際は下のサイトが簡単でわかりやすいです。

【参考サイト】ローン計算

矯正治療は、期間や費用はかかりますが、矯正することによって得られる様々な効果があります。

デンタルローンをすることによって少しでも矯正治療を始めれる可能性が増えると嬉しいです。

矯正することによって、どの様な効果があるか知っておくと、矯正を始めるモチベーションも上がるでしょう。


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最後までご覧頂きありがとうございました。


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なんでもご相談ください。


日本矯正歯科学会認定医 歯学博士


増田 丈浩