矯正専門医ブログ

治療方法

:2020年2月18日 :2018年11月21日

子供の矯正

子供の時に矯正歯科治療を行うことにより、成長を利用した治療が可能なため、抜歯や手術の可能性が軽減されます。
受け口(下顎前突)の場合、上顎の成長は早期に終わってしまうため、成長を利用した矯正歯科治療は早いほど効果が高いです。
また、骨格的な矯正歯科治療ができるため横顔が綺麗になります。

機能的矯正装置(プレオルソ)
機能的矯正装置(プレオルソ)

口の周りの筋肉や舌を訓練することで正しい歯列へ導くことを目的としたマウスピース型の矯正装置です。
取り外しが可能な装置で日中の1時間と就寝時に装着してもらいます。
通常の矯正治療よりも費用がかからず、痛みもほとんどありません。
乳歯列期のお子さんが対象です。

リンガルアーチ
リンガルアーチ

奥歯にバンドを装着し、それを土台にして歯並びを整えていく装置です。
歯の裏側に歯を動かす針金があるため、ほとんど分かりません。
この装置は、様々な症例に適応可能です。

拡大装置
拡大装置

拡大装置には、自分で取りはずしが可能な拡大床や取り外しができない急速拡大装置、クワドヘリックス、バイヘリックス、拡大ネジを使用するものやワイヤーの力のみで歯並びを整える装置など、様々な種類があります。
患者さんにお一人おひとりに合った矯正装置をご提案させていただきます。

チンキャップ
チンキャップ

チンキャップは顎あてを使用し、下顎の発育を抑える装置です。
1日10時間~12時間以上の装着が必要で顎の骨の成長が活発な9~15歳のお子さんが対象です。

フェイシャルマスク
フェイシャルマスク

フェイシャルマスクは下顎とおでこにワイヤーでつながれた装置と引っ張るためのゴムを使用します。
下顎を後方に動かすチンキャップとは対照にフェイシャルマスクは上顎を前方に動かします。
1日12時間以上の装着が必要で7~13歳のお子さんが対象です。

大人の矯正

受け口(下顎前突)を治すために、抜歯や歯の後方移動によって隙間を作り、下の前歯を中に入れるような矯正治療を行います。
あまりにもひどい受け口の人は手術を行い、矯正治療をする場合もあります。

ワイヤー矯正
ワイヤー矯正

歯の1つ1つにブラケットと呼ばれるものを装着し、ワイヤーを通して歯並びを整えます。当院では目立たない白色系のブラケットと白色ワイヤーを使用しております。また、ブラケット矯正と矯正用の小さなネジを使用するインプラント矯正を加えた治療も可能です。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)
マウスピース型矯正装置(インビザライン)

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は透明のマウスピースを使用して歯並びを整えます。
取り外しが可能で、毎日の食事や歯磨きも楽しく、ストレスなく行うことが可能です。